就活生の方に「企業選びの軸」を伺うと、まだ定まっていないためにその場で考えて答えている方や、決めていてもあまりはっきりした理由がない方に度々出会います。

企業選びの軸

就職活動において「企業選びの軸」は大事なものの一つです。
確かに、「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」が薄ければ企業にアピールすることは難しいですし、各企業に対する「志望動機」がしっかりしていなければ企業から一緒に働きたいと思ってもらうことが困難です。
しかし、「内定を取ること」は“就活のゴール”ではなく“社会人のスタート”ということを考えると、納得した企業に入社をすることが重要になります。
そして納得した企業を選ぶために「企業選びの軸」が重要になるのです。

企業選びの軸の例

では、企業選びの軸とはどんなものがあるのでしょうか。
・若いうちから経営に携わりたい
・将来起業したい
・グローバルマーケットで活躍したい
・海外拠点で働きたい
・外資で働きたい
・成長市場で働きたい
・裁量権が大きい仕事をしたい
・尊敬できる経営者のもとで働きたい
・専門性を活かしたい
・○歳までに××ができるようになっていたい
あくまでこれは一例でありますが、このようなものが「企業選びの軸」としてあります。
これを見つけることができれば、企業を見るうえで注目すべきポイントが明確になりますのでより効率的に就職活動を進めることができます。
オリジナルなものを作ることができなくとも、まずは、キミスカの企業選びの軸の選択画面から、自分に合いそうなものを選んでみてください!!

企業選びの軸の定め方

次に、企業選びの軸の定め方に関してお話致します。
例えば「地元の会社で働きたい」という軸があったとします。
その理由としては

1.家族や友人と離れたくない
2.今まで育った地元に貢献をしたい
といったようなものがあるかと思います。

1の場合、
日帰りで帰省できる距離であれば、多少離れていても問題がないのかどうか。
多少離れていても良いなら地元でなくても良いのではないか。
といったことも考えられます。
2の場合、
そもそも地元に貢献できる企業は地元の企業だけなのか。
一度、他の都道府県の企業で自分を磨いて地元に戻ってくることもできるし、他の都道府県で働きながら地元にも貢献することができるもの(IT、物流、etc.)もあります。
上記のように自分の軸を深堀してみると、案外今見ている企業以外でもそれが叶う場合もあるのです。
自分の軸を決めることができた人は次に上記のような深堀をしてみましょう。
あなたの経験からぶれない軸が定まれば、就職活動だけでなく、その後の社会人生活でも支えとなるはずです。

さいごに

その他、逆に「入りたくない企業の特徴」を決めてみるのも良いと思います。
面接で問われることはほとんどないかと思いますが、納得した会社に入社するためには、自分がどんな会社なら納得できないのかを知ることは必要なことだと思います。
ぜひ、軸が定まっていない就活生の方は、キミスカの登録情報を増やして多くの企業を見ながら軸を定めていってくださいね!!