活用事例

それぞれの企業が持つ採用課題をキミスカ導入で
いかに解決したのか、事例をご紹介いたします。
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ターゲット学生との出会い、業務削減を同時に実現した、キミスカ活用法

キミスカを導入した背景を伺ったのは、ブライエッジ株式会社様。過去、採用活動で自社にマッチする学生と出会うことができなかった経験から、企業からアプローチできるダイレクトリクルーティングの検討を始めた同社。25卒採用ではキミスカに加え採用管理機能(ATS)も導入いただき、2名の内定承諾を出しています。今回は採用全般を担当されている木下様に、キミスカ・採用管理機能の導入背景や導入後の成果、実際の使用感について伺いました。

キミスカの導入前は、待ちの採用で出会える学生数が不安定だった。

キミスカを導入される前の採用状況や課題点について教えてください。


木下様:キミスカの導入は20卒の採用からになります。導入以前は年に1〜2名程度の採用状況で、エージェントを利用していました。しかし、ある年の採用活動で終盤時期にも関わらず、1人も内定承諾に至っていないということがあり、このままではまずいという危機感から、新たなツールの検討に踏み出しました。当時は学生の応募に対して待ちの姿勢だったことから、なかなか安定して学生と出会えないという課題が一番大きかったです。そこで20卒では早い段階で、企業からアプローチできる手段を得るという方針で、ダイレクトリクルーティングを検討しました。

社内のリソースや採用方針によって採用自体を行わなかった時期もありますが、最初の導入からこれまで継続してキミスカを使っています。

キミスカを導入された理由・決め手を教えてください。

キミスカを運営されているグローアップさんと弊社の企業規模が似ているので、弊社のようなベンチャー企業でも使う価値があると思ったことが理由です。他のサービスからもお話を伺いましたが、大手企業の利用が多いサービスでは大手企業からスカウトを貰いたい学生が 集まっているので、弊社のようなベンチャー企業に興味を持つ学生には出会いづらいと考えました。キミスカではベンチャー・中小企業を志望する学生も多く、企業規模に関わらずス カウトで戦えると考え導入に至りました。

キミスカ導入後の成果や採用方針について教えてください。


25 卒は7名の目標人数に対して、7名の内定承諾を獲得しました。26卒は14名を目標に採用活動を行っております。スキルや能力だけでなく、人間性の高い学生を採用し、育成して いくという方針を取っています。


弊社は創業当時からヘッドハンティング事業を行っており、経営者のパートナーとして採用課題に向き合っています。商談相手が経営層や役職者のため、経験値のない新卒者が取り組 むのは難しいというのが業界内の常識です。しかし弊社代表はスキルや能力以外の人間性が最も重要であり、そういった社員を採用、育成すればたとえ新卒であってもクライアント企業様へ貢献することができると考え、新卒採用を行っています。

求める人材は、仕事への挑戦意欲があり、成長環境に身を置きたい学生です。挑戦意欲や自己成長については、弊社の採用サイトでも大きくアピールしていますし、説明会や選考でもお伝えすることで、双方でのミスマッチが起きないようにしています。


ターゲットの学生を見つけるため、キーワード検索を駆使。

キミスカではどのようにターゲットの学生を探していますか?


志望業種、志望業界や定性的な面でいくつか基本の検索項目はあるものの、25卒では様々なターゲットに対して試しながらスカウトを送っていました。

より定性面を見るために、キーワード検索も活用しています。挑戦や成長といった社風が当てはまるペルソナ学生を想定したときに、「インターン、ビジネス経験」「体育会所属経験」といった経験を持つ学生がターゲットになると考え、例えば「ビジコン」「体育会」「部長」といったワードで検索をかけるような形で活用しました。

キミスカを利用する際のコツや工夫があれば教えてください。

一人一人のプロフィールを見て、1to1のコミュニケーションを取るよう心がけています。人間性を見るという採用方針や事業として人材紹介を行っていることもあり、特にスカウト文にはこだわって作っています。キミスカにはプロフィールをしっかり書いてくれている学生が多く、そういった学生に会うとスカウト文をしっかり見てくれているなと感じます。

実はスカウト送付は前年度の内定者にも協力してもらっています。実際にこのようなスカウトをもらったら学生はどう思うか、内定者と相談しながら、就活生の感覚的な部分も大事にしています。

現在一人で採用担当をしていることもあり、エントリーへの自動返信機能にはとても助けられています。自動返信機能があることで、学生のエントリーを受け付けたあと、すぐに次ステップの予約まで繋げられる点がとても便利だと思っています。


面接官と採用担当の間の情報共有をスムーズにしたい。

25卒で新たに採用管理機能(ATS)を導入いただいた背景を教えてください。


従来ではスプレッドシートで応募者の管理をしていました。今まで他のツールも使ってみたのですが、複数の採用媒体やエージェント毎に権限を分けることが難しかったので、結果スプレッドシートでの管理に落ち着いていました。

とは言え、スプレッドシートでは管理工数が負担になっており、成果や進捗の可視化に課題がありました。そういった経緯でATSの導入を検討していて、お話を伺うことになりました。

導入以前の一番の課題は、選考進捗における面接官と採用担当者間の情報共有の煩雑さです。面接官は現場のリーダーに担当してもらっており、採用担当との連携は必須です。しかしスプレッドシートに面接の評価を入れつつも、学生の履歴書は社内のチャットツールで共有しており、情報の所在が曖昧になっていました。またスプレッドシートは本来表計算ツールなので、文章の共有という観点では使い勝手が良いというわけではなかったため、専用のツールを使おうとなりました。

実際に導入してみていかがでしたか?


面接官と採用担当者間の情報共有はとてもスムーズになりました。学生の履歴書や各選考の評価、担当した面接官などを一元管理できるようになったことで、今まで散らばっていた情報を一つずつ共有するという手間がなくなり、情報の把握漏れが起こりにくい環境を整えられています。

また一人で採用担当をしているので、面接の日程や予約管理といった部分の工数も削減したいと思っていました。そこで使っているのがマイページ機能です。学生がマイページにアクセスしてくれることで、面接詳細を案内する時間を短縮できています。採用活動では、連絡漏れや共有のミスでせっかくのご縁を失ってしまうこともあるので、チャンスロスの軽減にも繋がっています。


使い始める前は、今までこういった管理システムを構築した経験がなかったので、ハードルが高いと感じていました。ですがサポート担当の方に密に協力いただけたので、疑問点はすぐ解消でき、運用を開始したいという期日に間に合わせることができました。導入以前の課題解決だけでなく、どういった学生データを溜めていけば今後の採用活動に活かしていけるのか、定期的なミーティングで共有をいただいています。今後は25卒で溜めてきた学生データを分析や振り返りにより活用していきたいと思っています。

26卒は採用目標人数が25卒の2倍の14名に増え、採用媒体や対面型のイベント参加も積極的に行う予定です。直近の新卒社員や内定者の協力を得てコンテンツを増やし、ブランディングにも取り組んでいきたいと考えています。また採用管理機能ではキミスカだけでなく全ての採用媒体で出会った学生を効率的に管理し、採用目標の達成に向けて進めていきたいです。


社名

ブライエッジ株式会社 

事業内容

エグゼクティブサーチ・人材紹介、組織人事コンサルティング、

採用戦略コンサルティング、採用アウトソーシング ​​​​​​​

設立

2013年1月10日

URL

https://briedge.co.jp/​​​​​