活用事例

それぞれの企業が持つ採用課題をキミスカ導入で
いかに解決したのか、事例をご紹介いたします。
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キミスカの検索機能と適性検査の情報を活用し、エントリー率80%のターゲティングに成功

今回キミスカの導入背景を伺ったのは、昭光通商株式会社様。事業規模や知名度の点で学生へのアプローチに苦慮されており、理想とする学生と確実にマッチングできるよう、キミスカを活用されています。
経営方針の転換を機に、23年卒から2年ぶりに新卒採用を再開し、24年卒からキミスカ導入へ至りました。導入の経緯や導入後の成果などを、人事総務部部長 山下様・新卒採用担当 加藤様に伺いました。

キミスカは学生のスカウトへの反応率が高く、その内の80%の学生が説明会にも参加

キミスカ導入前の課題や、導入までの背景について教えてください。

山下様:弊社は21〜22卒の採用を控えており、23卒が2年ぶりの新卒採用でした。23卒採用は、経営方針の転換で急遽採用を再開することになったため、わずか1~2ヶ月程度しか準備期間がなく、新卒採用の市場変化を十分につかめないまま進行していました。

結果、5名の採用目標のところ4名の採用となり、短期間にしては上々の成果ではあるものの、未達成の結果となりました。

採用再開初年度の結果を踏まえ、募集要件に合致する学生にリーチし、かつ競合との競争に勝ち残っていくためにどうすればよいかを考え、従来のようにナビサイトや紹介会社からの応募を受動的に待つのではなく、こちらからアプローチを仕掛けていくダイレクトリクルーティングを検討するようになりました。

加藤様:いくつかのダイレクトリクルーティングサービスを比較・検討するにあたって重視したのは企業の知名度に関係なく、スカウトの内容や企業情報を見て学生が反応してくれることです。弊社は2021年にTOBで株主が変わり、その際に一旦上場を取り消して、現在は再上場を目指しているフェーズになります。そのため今は、上場企業をメインターゲットにしている学生にとっては、注目度が下がってしまっている状態です。

このため、「弊社のような中堅企業でも知名度の高い大企業や直接的なライバルとなる商社と同等に比較検討してもらえる採用サービス」というのが、検討における軸になりました。その上で、1社あたりの登録学生数が多く、募集内容をしっかり見て吟味するような傾向を持った学生が多く集まっているキミスカを導入することに決めました。

「適性検査なし」「先輩と面談できる」といった特典を付けて学生にアピール

ターゲットの絞り込みに際しては、キミスカのどのような機能を利用されたのでしょうか?

加藤様:ゴールドスカウトを送る学生の絞り込みは、主に学生検索と適性検査を参考にしました。まず学生検索では、志望業界と業種・職種で商社の営業職に興味のある方を検索しました。また、「会社選びの軸」という検索項目で、「自発性・積極性」「双方向のコミュニケーション能力」「好奇心・成長意欲」といった3つのキーワードに合致しそうな方を検索しました。

その上で、該当する方の適性検査をチェックし、主に2つのポイントをクリアしているかを見ていきました。1つ目のポイントは、営業という職種に合ったスキルを持っていることです。具体的には、コミュニケーション能力が高い、人間関係を構築していく力がある、フットワークが軽い、といったスキルの有無を見ていきました。

2つ目のポイントは、一定以上の英語力を有していることです。弊社は商社ですので、入社後には必ず英語を使う場面があります。そのため、学生が記載したTOEICの点数を参考にしました。

単に先ほどの検索軸だけでは何百人とヒットしてしまうので、適性検査までチェックし、スカウトを送る学生に優先順位をつけていました。実際、キミスカの絞り込みの精度はかなり高く、弊社の求める学生に確実に巡り合える感触がありましたね。

スカウトを送る際に工夫されたことはありますか?

加藤様:スカウトを送る前に、自己PR文をしっかりと読み込んでいます。特にゴールドスカウトに関しては、自己PRの中のどういったアピールポイントに惹かれたのかを必ずスカウト文に書き込んで送るようにしています。

また、キミスカはゴールドスカウトを送る際に特典が付けられるのですが、そちらも活用していますね。弊社では2つの特典を付けて送っています。

1つ目の特典は、適性検査なしに面接が受けられるというものです。通常のフローでは説明会後に適性検査を受けていただいていますが、ゴールドの方たちにはまず面接を受けてもらいました。中にはコミュニケーション力が高く評価され、本来ならば適性検査の点数では基準に満たなかった学生が内定となったケースもあります。

もう1つの特典は、先輩社員との面談が受けられるというものです。面談自体に選考の要素は一切なく、学生に自由度高く聞きたいことを聞いてもらい、入社後の働き方をリアルにイメージしてもらうことを目的としています。実際に内定者からも、「先輩社員の方とお話させていただけたことが非常に良かった」という声を聞いています。2つ目の特典は、特にスカウトからのエントリー率の良さにつながったのではないか、と考えています。

キミスカの導入により、どのような成果が得られましたか?

加藤様:キミスカ上でのスカウトは非常に反応率が良く、具体的な数字でいうと、スカウトに応えていただいた約80%の方がその後の説明会にも参加してくれました。
またキミスカ経由で説明会後の選考に参加する学生は、最後まで弊社への入社意欲を明確に持っていた学生が多かったです。他の媒体からの採用と比較しても、途中離脱される学生が非常に少ない印象でした。

また元々2名で行っていた採用担当が24卒から私1名になったのですが、キミスカ導入によって効率的にターゲット学生を絞り込むことができるようになったので、人数が減ってもむしろ学生とのマッチング精度は上がっていると感じています。

山下様:反応率や説明会参加率が高かったのは、弊社とマッチしそうな学生に絞り込んでスカウトができたからだと思います。キミスカのスカウトは一律に送るのではなく、ゴールド・シルバー・ノーマルとランクがあり、よりマッチ度が高いと思える学生にはゴールドやシルバーを送れますよね。

弊社の新卒採用は主に営業職を募集しており、募集人員は4〜5名ほどで、求める学生の人物像としては、「自発性・積極性」「双方向のコミュニケーション能力」「好奇心・成長意欲」の3つをキーワードとして掲げています。

こうしたターゲットを軸にしているのですが、その中でマッチ度の高い学生に絞り込んでいき、ゴールドスカウトやシルバースカウトを中心に送ったところ、高い反応率が得られました。

キミスカの機能を使いこなし、安定したスカウトを実現したい

最後に、今後の採用への意気込みをお願いします。

加藤様:キミスカの活用を通し、24卒採用である程度ダイレクトリクルーティングのコツをつかめた実感はあるので、自己PRをしっかり読む、コミュニケーションを密に取る、といった成功事例は引き続き丁寧にやっていきたいと思います。

その上で今後は、毎月コンスタントに一定数のスカウトが送れるように進めていきたいです。そうすれば、どの段階で良い学生とマッチできているのかなどが、データとして蓄積でき、より良い採用につながるのではないか、と考えています。

山下様:現状、弊社が採用したい理想の学生にアプローチするという部分は、しっかりできていると思います。一方で、内定辞退者が一定数出てしまうなど、スカウトから内定に至るまでのコミュニケーションの取り方やタイミングなどには、まだ改善点もあるのではないかと感じています。今後はキミスカの機能をより網羅的に使いこなし、そうした部分での改善もしていきたいですね。





社名

昭光通商株式会社

事業内容

営業品目:

有機合成原料、無機工業薬品、機能性化学品、食品添加物、分析機器、理化学機器・消耗品、安定同位体、

合成樹脂原料・製品・関連機械装置、アルミニウム合金・軽圧品・加工製品、

蒸発器、黒鉛電極、研削材、耐火材、管工機材、不動産関連事業、保険代理店業


製造品目:

理化学機器・消耗品、安定同位体、アルミニウム加工製品


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