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6名の内定承諾を達成した、会社の認知拡大・スカウト運用方法とは?

今回キミスカを導入した背景を伺ったのは、サークレイス株式会社様。東証のグロース市場に上場しており、DXコンサルティング事業をはじめ、SaaS製品の開発・販売などを行なっています。新卒採用においては学生への認知を広げ、今まで未達だった目標人数を達成したいと考え、キミスカの導入に至りました。
今回は新卒採用を担当されている平尾様に、キミスカ導入までの経緯や導入後の成果、実際の使用感について伺いました。

導入のきっかけは学生に対して自社を効率良くアピールできる点

キミスカを導入される前の採用状況や課題点について教えてください。

平尾様:23卒までの採用が目標人数に達していなかったこともあり、「いかに目標人数を達成するか」が大きな課題でした。

新卒採用での募集を始めたのは22卒からで、それまでは関係のある専門学校などからの紹介で採用していました。

私の入社前ではあるのですが、4年制大学卒の学生をターゲットにするようになった背景には、「ビジネスの展開」と「人材確保」の2つがベースになっています。もちろん即戦力も欲しいところではありますが、自社の文化をより醸成していきたいという考えがあったそうです。

キミスカ導入に至ったきっかけは何があったのですか?

平尾様:キミスカを本格的に利用し始めたのは、24卒の時になります。会社として新卒採用を始めて3年目だったこともあり、私たちから学生へ直接自社を知ってもらえるツールとして興味を持ちました。キミスカの話しを伺う中で特に好印象だったのが、“ゴールド・シルバー・ノーマル”とスカウトが分かれている点です。「採用したいスキルや経験を持っている」「とても弊社に合いそうだ」と思った学生に対して、うまくアピールできるからです。

スカウト型は一人ひとりにスカウトメールを作成して送るので、工数がかかってしまう側面があります。しかしキミスカであれば一斉送信ができるノーマルスカウトもあるため、学生によってスカウトを使い分けることで、人事の負担を大きく減らすことが可能だと感じ、導入することにしました。

学生と会社のマッチングを高める運用が成果につながった

実際にキミスカをご利用され、どのような成果がありましたか?

平尾様:7名に内定を出し1名が辞退となったので、結果として6名が入社することになっています。キミスカを利用する中で、サークレイスの求める人物像と、エントリーのあった学生のマッチングができているなと実感しています。

また、複数の採用媒体を動かす中でキミスカ経由が一番多く採用できたため、25卒でも引き続き活用しています。25卒の採用活動では、学生のモチベーションであったり、IT業界に対する興味・関心の高さであったり、より価値観を重視し、弊社とのマッチングの質を高める方針です。もちろん技術的な面もあるに越したことはありませんが、入社後に身につけられたり、教育で爆発的に伸びたりする方もいるので、人柄や将来像などの目標、価値観など技術面ではない点もポイントにしていきたいです。そういったターゲットの修正が時期に合わせてすぐできる点も成果につながっていると考えています。

御社ではキミスカをどのように使われていますか?

平尾様:サークレイスはまだまだベンチャー企業なので、そこまで認知度が高いとは言えません。そのため、まずは自社を知ってもらうことから始めなければなりません。キミスカでは、今までの経験やスキルから「入社してほしいな」と思った学生にはゴールドやシルバーのスカウトを送れますし、「まずは話を聞いてみたいな」と感じた学生へは、第一に自社について知ってもらうという意図でノーマルスカウトを送っています。

弊社の場合だと、エンジニアなら1年以上コーディングをしている学生にゴールドスカウトを送ったり、学校や独学で1年ほどコーディングの勉強をしている学生にはシルバースカウトを送ったりして、使い分けをしています。

弊社のようにまだ学生への認知がそれほど高くない企業は、ノーマルスカウトを送ることで学生からの興味を引けるため、認知を得て母集団を増やすことにつながったと実感しています。実際のサービスについても検索条件が綺麗にまとまっていたり、スムーズに操作できたりするので、ユーザビリティが高く非常に使いやすいです。

その他、キミスカを利用する中で「これいいな」と感じたことがあれば教えてください。

平尾様:弊社の担当についてもらっていた2人にはとても助けられました。何度もミーティングのお時間をもらい、他社の進捗や採用市場など情報を共有いただいていました。私たちに対して親身になってくださったところが、24卒で成果を出せた一つの要因とも言えるくらいです。

例えばスカウト送信だと、時期によって学生の状況が変化するので、それに沿った文面を作る必要があります。その時その時に合わせた文言の提案であったり、「他社さんはこういった内容で送っていますよ」といった例を逐一教えてくださったことが印象的です。また、採用に関する分析もサポートいただきました。サークレイスの採用活動だけでなく、「次のステップは、こうしてみてはどうですか?」と提案してくれて、手厚いサポートの下採用活動を行えました。ちょっとした不安や質問に対してもすぐにレスポンスをくれたり、返答の質も高くて、とてもありがたかったです。こうしたサポートのおかげでスカウトの開封率や承諾率を上げることができました。

長期化する採用市場でも、学生一人ひとりに向き合って採用活動ができる

最後に、今後の採用への意気込みをお聞かせください。

平尾様:現在、24卒の学生に入社前のオンボーディングを行なっていますが、キミスカ経由で採用した学生は、「ITのこういう知識が欲しいんです!」と自己成長を貪欲に追い求めるなど本気で自分自身と向き合っている学生が多い印象です。

採用活動が早くなっていることから、内定後のフォロ―が長期的に必要であったり、次年度の採用活動も並行して行う必要があったりします。弊社のように採用担当者が少ない企業では全てのことや学生に手を行き届かせることが難しいときもあります。しかし、そんな状況でもキミスカには私たちにより沿ったサポートや、工数を削減してくれるような機能が備わっています。スカウトに関する相談や採用全般についても頼りにさせていただき、本気には本気で向き合うの精神で内定後のフォローや採用活動を続けていきたいと思います。

社名

サークレイス株式会社

事業内容

DXコンサルティング事業、SaaS製品の開発・販売ほか

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