オープンリソース株式会社様【キミスカ利用企業インタビュー】

今回はキミスカを使って実際に採⽤を⾏っているオープンリソース株式会社に取材をしました。こちらの会社では、キミスカとオファーボックスを使って、ほぼ毎年新卒採⽤を⾏っているそうです。

お話をしていただいたのは、⼈事担当の⽔野さんとキミスカ経由で 2019 年度に⼊社した新卒社員の⼭崎さんのお⼆⼈です。

 

――まずは、御社について教えていただけますか?

弊社は幅広いシステムの会社です。⼩売業や⼀部⾦融機関のシステムもありますが、直接会社とやり取りをしてシステムを作ることもあれば、下請けとして受注している場合もあります。⾃前のソフトウェアを作ったり、アプリの開発を⾏ったりもしていますが、全体の割合で⾔うと、業務⽤アプリケーションは 8 割、アプリは 2 割ですね。その他にもインフラ系の仕事も⾏っています。

――どういった職種の採⽤を⾏っていますか?

採⽤はエンジニアのみです。エンジニアの採⽤の基準の中には、プログラミングの技術が初めからあるかどうかは⼊っていません。むしろ、プログラミングを知らない状態で⼊ってくる ⽂系タイプの⼈がほとんどですので、研修は 3 ヶ⽉⾏っています。
採⽤後の流れとしては、プログラマーとして修業してもらい、その後、いくつかのプロジェクトに関わってもらいながら、複数の会社を⾒てもらっています。そうしているうちに、だんだんとその⼈の⾏き先が決まってくるという感じですね。

実際の作業としては、初めはテストをしてもらい、テストケースを作るようになってくると、次は保守やバグ修正をしながらプロジェクトの開発に関わっていきます。

――⼀番若いマネージャーは何歳ぐらいですか?

現在⼀番若いマネージャーは 2014 年に新卒⼊社した社員です。億単位規模のプロジェクトを任せているので、やりがいはあるのではないでしょうか。

キミスカとオファーボックスだけで⼗分

――採⽤はどのように⾏われているのですか?

新卒採⽤で使っているサービスはキミスカとオファーボックスの⼆つだけですね。他は何も使っていません。以前は、⼤⼿の転職サイトなどで広告を出稿したり、採⽤をしたりしていました。ですが、名前が有名ではない弊社では、会社説明会を開催しても年間 60 ⼈ぐらいしか来ないこともありましたし、⼀番ひどい時には説明会当⽇に誰も来なかったというときもありました。説明会の為に準備をして、説明会の時間も空けておいたのに、誰も来ないというのはとても切なかったです。
費⽤対効果が悪いので、そう⾔ったところにお⾦をかけるのは辞めて、スカウトメールを使うキミスカとオファーボックスの⼆つを使うことにしました。

――新卒採⽤はキミスカとオファーボックスだけで⼗分⾜りているということでしょうか?またふたつのサービスの採⽤割合はどのくらいですか?

キミスカとオファーボックスで、実際に採⽤する割合は半々ぐらいでしょうか。年度によっては、1:2 になったり、2:1 になったりすることはありますが、この⼆つだけで⼗分にいい⼈材を獲得することができていますね。
⼆つのスカウトサービスを使っている理由としては、それぞれに集まっている学⽣の性質が違っているからというのがあります。

――学⽣の性質はどんな⾵に違うと感じているのでしょうか?

企業側から⾒ると、キミスカに登録をしている学⽣は、どういった業界に就職をしようかと迷っていたり、決めていないように⾒えますね。それに対してオファーボックスは、意識の⾼い学⽣が集まっているように思います。⾯接などで話をしていても、将来のビジョンがしっかりとある⼦が多いです。どちらがいい悪いではないので、併⽤することで学⽣さんのターゲット数が増えるということが最⼤のポイントです。

それはわかるかもしれません。キミスカって⼊⼒する箇所が⽐較的少ないじゃないですか。ですが、オファーボックスって⼊⼒する箇所が多いんですよね。

――つまり、たくさんの⼊⼒項⽬を埋めることができるぐらいの⼈だから、未来のビジョンが⾒ えていると?

オファーボックスの学⽣は意識の⾼い⼦が集まりやすいのは、そういう理由もあるんじゃないですか?
それに⽐べてキミスカは⼊⼒項⽬が少ないので、ちゃんと決めていなくても、これぐらいなら⼊⼒できると思って⼊⼒できる学⽣が集まりやすくなる、というわけですね。

他のサービスでは、こんなふうなことはできませんよ。

――御社がスカウトサービスに絞っている理由はどこにありますか?

弊社がスカウトサービスを使う理由は、先ほども少し⾔いましたが、企業名が有名ではないと、転職サイトに出稿しても学⽣の⽬に留まることがないからです。ですが、スカウトサービスであれば、無名であっても学⽣さんに弊社の存在を知ってもらえるのが⼤きな利点です。⼤企業のように名前が売れていない企業であれば、採⽤を⾏うならスカウトサービスが⼀番いいのではないかと思っています。

――実際に何通ぐらいのスカウトメールを出しているんでしょうか?

実際にスカウトメールを出しているのは 6800~7000 通ぐらいです。

――かなりの数を出していますね。その中で実際に採⽤する⼈数はどのくらいですか?

2019 年度だと 28 ⼈を採⽤しています。たくさんの学⽣と話をして、その中から弊社で働いてほしい学⽣を選ぶことができるのは、スカウトサービスを使っているからだと思っています。他のサービスでは、こんなふうなことはできませんよ。

この企業はちゃんと私のプロフィールを⾒てくれているんだなと感じたので、関⼼を持ったんです。

――ここからは少し、新⼊社員⽬線での話も聞きたいのですがいいですか?

はい、もちろんです。

――⼭崎さんは学⽣の頃、希望する業界はあったのでしょうか?

私が学⽣の頃は、特に何かになりたいという希望の業界はありませんでした。そんな中で、キミスカに登録をして気になる企業からのスカウトメールを⾒て応募をしていた感じです。

――スカウトメールはどういった視点で選んでいましたか?

スカウトメールの内容がデフォルトではないかどうかをはじめにチェックしていました。不特定多数の⼈に同じメールを送っている企業からのスカウトは基本的には削除しましたね。

――不特定多数の⼈に同じメールを送っているかいないかは、どこで判断していましたか?

たとえば、オープンリソースからのスカウトメールには、私が趣味の欄に書いていた「ボードゲーム」について触れている内容が書かれていました。

あぁ、それは覚えてるよ。ボードゲームって、お店に⾏って遊ぶという認識がなかったから驚いたんだよね。⼭崎はボードゲーム屋でアルバイトをしているって書いていたから、気になってスカウトメールに書いたのかもしれないな。

そういうところが、私にとっては⼤事でした。この企業はちゃんと私のプロフィールを⾒てくれているんだなと感じたので、関⼼を持ったんです。スカウトメールでどんな企業なのか、どんな仕事をしているのかを詳しく書いている企業もありますが、企業が本当に私に関⼼を持 っているのかどうか、というところも重要なポイントでした。

――なるほど。⾃分を⾒ているか、⾃分に興味を持っているかが重要ということですね。では、スカウトメールを⾒て関⼼を持った企業に対して、次にどんな⾏動をとりましたか?

スカウトメールを⾒て気になった企業は、キミスカの企業ページとその企業のホームページを⾒ましたね。どんな業務を実際にしている会社のかというところは、相⼿のページを確認して判断していました。企業ページを⾒て⼿を抜いているなと思った会社や企業のホームページを⾒ても、実際に何をしている企業なのかがわからないところは、あまり選んだりはしません。

――企業ページに書いている内容も重要ということですね。他にも学⽣の⽴場から、企業を選ぶ基準はありますか?

私が企業を選ぶ基準としては、業界や会社の規模ではなく、職場環境を基準にしていました。なので、気になった企業があったら、⾯接に⾏って、その辺りを詳しく聞いたりしていました。あとは、学歴があればいいとか、⾯接も履歴書もそつのないことを求める、型にはめられるかどうかという視点で⾒てくるような企業は、個⼈的には嫌でした。どういったキャラクターであっても、個⼈を⾒て、この⼈だから⼀緒に仕事をしたいと思ってくれているかどうかを重要視していました。

――なるほど、⼭崎さんはやはり企業が、どれだけ個⼈のことに関⼼を持ってみているのかということをとても⼤切にしているということですね。ただ、職場環境を基準にとおっしゃっていましたが、IT 業界だとブラックというイメージはありませんでしたか?

IT 企業に対してブラックのイメージはありませんでした。IT といっても幅広いですし、フレックスで勤務をしたり、在宅で勤務をしたり、他の業界に⽐べてその辺りがしやすい業界だというのを感じていたからです。実際、残業もほとんどありませんし、去年から在宅ワークへの切り替えも早かったように思います。

残業は最近、⾊々とうるさいからね。そういえば、⼭崎さんと会ったのも今年はこれが初めてだよね。

はい。出社することがなかったですもんね。

――なるほど、私たちが思っている IT 企業とは時代が変わったのかもしれませんね。

⼭崎にスカウトメールを送ったのは、もともと ICU の⼦を⼊社させたいというのが最初にありました。

――話は変わりますが、⽔野さんが⼭崎さんにスカウトメールを送った経緯を覚えていたら教えてもらってもよろしいですか?

あぁ、それは覚えていますよ。⼭崎にスカウトメールを送ったのは、もともと ICU の⼦を⼊社させたいというのが最初にありました。⼭崎が⼊社するまでは、ICU の⼦が誰もいなかったので、⾊々な⼤学出⾝の⼦を⼊れておきたいというのがあったからです。

――最初に⼤学ありきだったんですね。確かに出⾝⼤学によって個性は違いますね。

そうでしょ。いままで ICU の⼦がいなかったので実際に ICU の⼤学にもいって、どんな学⽣がいるのかというのも⾒に⾏きましたよ。学⾷に⾏くと、ICU の⼦たちは⽇常の会話が英語なので、私には何を⾔っているのかわかりませんでしたが。ですが、⼤学で選ぶときには、その⼤学に実際に⾜を運ぶことはありますね。

――なるほど。そこで学⽣の質を⾒ているということですね。御社では実際に採⽤が決まるまで、どんなことをしていますか?独⾃の変わったテストをしていると聞いていますが。

弊社では、採⽤が決まるまでに弊社独⾃の適性検査と 3 回の⾯接を⾏っています。変わったテストというのは適性検査のようなテストをオリジナルで作っているので、そう思われるのかもしれません。内容としては、国語の問題に近い算数の問題みたいなものを出しています。このテストで⼀定の点数に到達しなければ、⾯接に進むことはできません。現在、⼊社している新⼊社員たちにも、同じテストを渡して、社員が 70 点ぐらいになる難易度にしています。

――⾯⽩そうですね。そのテストに合格すると、次が⾯接ですか?

はい。⾯接は全部で 3 回⾏っていて、⼀番初めの⾯接は私が担当しています。⾯接で重要視しているのは、相⼿が嘘をつきづらい質問を出しているということです。

――相⼿が嘘をつきづらい質問というと?

例えば、「夢は何?」「⼦どものころの夢は何?」「⼈⽣で⼀番古い記憶はどんなもの?」といったものです。「夢は何?」と聞かれて、⾯接で「総理⼤⾂になることです」というような⼦は、ほぼいません。本当のことではなくてもよくて、全くのウソはつけないような質問をすることが⼤事です。⼈は⼀度本当のことを⾔うと、次に質問をした時に嘘がつきづらくなる傾向にあると思っているからです。そんな中で「夢は何?」と聞かれて、その夢が⼩さい⼈は成功しづらい傾向にあると思っています。ちょっと未来のことで、ある程度⼤きな夢を持っている⼈の⽅が成功しやすいものです。

――なるほど。確かにそうかもしれませんね。

またこれは個⼈的な意⾒ですが、⼩学⽣ぐらいの頃の夢が、その⼈が持っている本質的な願望だと思っています。中学⽣になってくると、周りの状況が⾒えてきたり、⾃分の能⼒を客観的に判断できるようになってくるので打算的な考えが浮かんでくるものです。そして、⼦どもの頃の夢で例えば「スターになりたい」と⾔った学⽣がいれば、スターになりたいのは、お⾦持ちになりたかったからなのか、有名になりたかったのか、⼈に認められたかったのか、⾃分のコンプレックスを乗り越えたかったのかを聞き、その回答と、最初の夢の話を照らし合わせて、⼀貫性があれば嘘はついていないなと判断できます。そうやって学⽣の本⾳を探って、弊社にあう学⽣を探していますね。

――⾯⽩いですね。ちなみに社⻑の⾯接というのは、どういったものなのでしょうか?

社⻑の⾯接は、もっと意味の分からないことを聞いています。例えば、フェイクニュースとそうじゃないニュースの⾒分け⽅は?みたいなことです。そうやって、学⽣の性格や論理的な部分を⾒極めているようです。弊社は学⽣の能⼒よりも、性格を⾒て採⽤を決めている部分がとても⼤きいと⾔えます。

――なるほど、学⽣の性格を⾒る企業と、⾃分の個性を⾒てほしい学⽣だからこそ、採⽤にいたったのかもしれませんね。最後に、今後も採⽤についてはスカウトメールのみで⾏っていくのでしょうか?

えぇそうですね。今のところ、キミスカとオファーボックスの⼆つだけで⼗分に採⽤が回っているので、今後も採⽤のツールとしては、この⼆つだけで⾏っていく予定です。

――わかりました。今回はお時間をいただきありがとうございました。