【例文】エントリーシートとは・書き方【読んで解決!】


「就活にはエントリーシート(ES)ってものがあるらしい・・・」
そんな状態からでも大丈夫!
 「エントリーシートって何?」 から 「エントリーシートってどう書くの?」 までこの記事で理解していきましょう。

エントリーシートとはなんなのか


まずはエントリーシートとはどういったものなのか理解していきましょう。

応募用紙、申込書を意味する和製英語。
略称ES。企業が就職希望者向けに志望動機やパーソナリティーなどに関する質問をまとめた用紙をさすことが多い。
提出されたESは、書類審査や面接における選考で用いられる。エントリーシート(えんとりーしーと)とは - コトバンク
以上の定義をまとめると、要は「書類選考を行う上で企業が”独自に作成した”応募書類のこと」だと言えます。
エントリーシートに記入することになる内容では
  • 基本情報
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 学生生活
  • 将来の目標
等のようなものが一般的です。

エントリーシートと履歴書は違うの?


さて、ここまで読んだ中で思いませんでしたか?
「なんか履歴書みたい・・・というより 履歴書と何が違うの? 
どちらも自分について記述する応募書類である点で、エントリーシートと履歴書は非常に近い存在です。
それに起因してか「エントリーシートって何?」という質問に対する
「履歴書のようなもの」という解をよく見ます。
しかし、実のところこの二つは 明確に異なります。  まず、前述した内容を踏まえても、履歴書とエントリーシートでは「企業が”独自に作成した”応募書類」かどうかという点で異なります。履歴書は市販されている共通したフォーマットがある一方で、エントリーシートは企業独自のものになるため、企業以外からの入手は基本的に不可能です。説明会や、エントリー後に企業から配布され、それを期限内に入力して提出しなければなりません。
さらに内容も傾向的に異なっていて、
履歴書に記入するのはほとんど経歴や資格、特技など能力面の情報になります。一方で、エントリーシートは自己PRや志望動機など、人柄や会社との相性等を判別する内容を記入させられることが多くなっています。
ココに違いが出るのは当然企業側に目的があります。履歴書で分かる情報は主に過去のもので、応募してきた学生が「どんな能力を持っていて」、「どんなことをしてきた人なのか」を知るような内容になっています。
一方でエントリーシートでは、 「どういう人間なのか」「この会社でどのように活躍していきたいのか」 などのような、企業との 相性やポテンシャル 等を判断するための未来的な情報が知られるようになっています。
とはいえ、やはりエントリーシートは企業独自という性質上、上記に全く当てはまらない場合もあるため、実物と履歴書を比較して企業の目的を探る必要があるでしょう。

人事が見てるポイント


まず知らなければならないことは、人事は限られた人数で大量のエントリーシートを見ているということです。当たり前のように思えますが、1企業に何千も何万もエントリーシートが来ているのです。例えばこんな記事があります。

このように、すべてのエントリーシートに目を通すのはあまりに不可能です。
とにかく時間のない中で見ているため、わかりやすく、魅力を感じる内容であることが大事です。
ではどんな内容が魅力になるのでしょうか。まず、人事はエントリーシートも含め、採用活動において入社後のイメージをしながら選考を行っています。「どれだけ会社で活躍してくれそうか」「一緒に働きたいと思える人か」といったような、良いイメージ抱かせることができたら、そのエントリーシートはいい内容なのだと言えます。
現実的な話、 エントリーシートは多くの企業で足切りに使われています。 根本的に文章が頭に入らないようなことはあってはいけません。加えて、興味をもってもらえる構文になるよう工夫しましょう。

エントリーシートの書き方


さて、エントリーシートを魅力的な内容にするために、核となる自己PRから書き方を考えてみましょう。

自己PR例

自己PR例
私自身、「ものまね力」が高いと考えています。
一つの事柄に対するやり方に対して他者のやり方を真似し、吸収することができると考えています。
 ☑結論から述べているだけでなく、「ものまね力」という引きの強いキーワードで表現し、すぐにそれがどういうことなのかわかりやすく説明している。
 
その力はアルバイトの中でも発揮されているように感じられます。とても些細なことですが、コンビニのアルバイトの中でバックルームの置かれているジュースの在庫が溢れかえり売り場にまで出て来てしまっていることがありました。これをどうしようか、と考えたとき他のスタッフの方が一つのダンボールの空きに別の商品を詰める、という作業をやっているのを見かけました。これはいい、と思い自分も実践してみましたところ、ダンボールは減り、売り場にまで出てしまうことはなくなりましたが、あまりキレイには見えませんでした。それは、並んでいる多くの在庫のうち空いてるところに、適当に別の商品を突っ込んでいたため、一つの商品がいろいろなダンボールに点在していたためでした。その後、商品を別のダンボールに入れる前にキレイに並べてから、その空きに丁度入るぶんだけ余っている商品を入れる、とすることにしました。結果、それが他のスタッフにも広がり、在庫の溢れかえりはなくなり、それに加えて在庫管理も一目でできるようになりました。
 ☑具体的な状況を描写し、課題も明確にしてる。それに加え、どのように考え行動したのかを客観的に描写することで人間性を演出しつつも説得力を保っている。
 
このことには、観察力も必要なのだと思います。他者の行動を見て自らも真似する能力。それに加えて、ただの猿真似ではなく悪いところは切り捨て自らの力にし、考え、昇華し、また周りに発信することも同時にできていると思います。
 ☑自らの長所や、そこからくる行動の要素を分解し、分析することで自身の能力のイメージを効果的に相手に伝えている。
 
※個人の特定などにつながることのないよう内容は改変されています。
この自己PRのポイント
  • 何か特殊な経験があるわけでも、華やかな活動をしていたわけでもないが、しっかりと 深く自分を見つめて「自らが何に長けているのか」を客観的に分析する ことで哲学に昇華させることができている
  • ”結論→具体例”といった就活における自己PRの基本的な構文をとらえつつも、 「ものまね力」というキャッチーなフレーズを使うなどして興味をひきつけられている 

そもそも企業はなぜ自己PRという項目を設けているか考えたことはりますか?当然、就活において自己PRが存在するには理由があります。
株式会社リクルートキャリアによる調査によると、
企業が重視している項目は
「人柄」(92.1%)
「自社への熱意」(77.6%)
「今後の可能性(65.6%)
の順に高かった。
株式会社リクルートキャリア 「就職白書2018 -採用活動・就職活動編-」
以上から、企業は「人柄」への注目度が圧倒的に高いことがわかっています。企業が最も見ているのは依然として人柄であり、企業側は”一緒に働きたいと思える人材か。”という目線で見ていると言えます。そこに至る価値判断は企業によってさまざまではありますが、 学生は、自分の魅力を伝えることで”一緒に働きたい”と思わせられるだけの価値を伝えなければならないのです。  そのため最も大きな場が自己PRというわけなのです。

自己PRで「一緒に働きたい」と思わせるために


自己PRにおいて、企業に一緒に働きたいと思わせるためにまず必要なことは、当然読んでもらえる文書であることです。

  • 結論から書きだしていること
  • 文章が長くても、内容がわかりやすく簡潔であること

は最低限守るべきだと言えるでしょう。
また、残念ながら就活において自己PRとはウソのつかれやすい項目として知られています。虚偽の大げさで一見華やかな自己PRを述べることで高評価を得ようとする学生が多々いるため、人事側の基本的なスタンスとしては疑いの目から始まっていると考えてください。そこで具体性が求められるのです。 具体的であることや客観的であることは、話の信頼性と説得力を高めます。 以下は説得力のある自己PRをするために心掛けるべきことです。

  • 自分の長所が活かされたエピソードがある
  • そのエピソードの中で、明確な成果が出ている
  • その成果を生むにつながった施策がある
  • どんな考えでその施策を行ったか述べられている

そして最後に会社は目の前の人材を採用することで会社にどんな利益をもたらしてくれるかを考えています。
つまり、あなたは「あなたの長所が会社で役に立つこと」をアピールするのも忘れてはいけないのです。
以上のようなことを意識すると、話の構成は自然と

①自分の長所
②それが活かされたエピソード
③エピソード中の課題
④課題解決に向けた施策
⑤具体的な成果
⑥その長所が会社で役に立てることをアピール
以上のようになります。
企業に自己PRを行う上で、 これが基本の型になる ことは必ず認識すべきでしょう。
しかし、必ずこのように自己PRを行わなければいけないわけではありません。自己PRをする目的である 「人柄を魅力的に伝え、自分が会社で役立てることを伝える」 ことにに最も適しているとされているのがこの型であるだけで、もしあなたがその 目標に対してより効果的にアプローチすることができる方法を考えることができたならその方法を試してみるべき でしょう。もしかしたら、その方があなたの「人柄を魅力的に伝える」ことにつながるかもしれません。
例えばゼミ活動をアピールするにあたって「どんなことをしているゼミなのか」「どんなポジションを任されていたのか」等に重きを置きすぎてしまう学生が多くいますが、本来アピールするべきことは「どこに所属していた」よりも「何を考えて行動してきたか」にあります。どんなゼミ活動をしていていて、 ”自分はどんな経験をし、どんな課題があって何を考え行動してきたか。そして得どんな結果を得て何を学んだか”を深く考え、最大限自分の魅力を表現できるよう考えてみましょう。
 
この記事の例のいいところや改善できるところを自分で考え、あなただけの自己PRを作ってくださいね。


さいごに

「本当にスカウトされた」ゼミ活動についての自己PR例はいかがでしたか?おそらく、いざ自己PRを書く際には、疑問や不安が多々出てくると思います。もしかしたら自分の長所自体に自信がなくなってしまうかもしれません。
 そんな時は第三者の意見も拾ってみましょう。 客観的視点からのコメントは大きなヒントになることがあります。しかし、あくまで自分のこと。外の意見は第3者の一つの意見として、鵜呑みにしすぎない程度に吸収し、そのうえで 自ら思考して結論を出しましょう。  客観的意見を取り入れるためのツールとして最もおすすめなのは友人や先輩、家族ではありますが、こちらの適性検査も大きく役立ちます。
適性検査
適性検査では150問の選択式の質問に答えていくだけで
あなたの強み、意欲・価値観の傾向、職務適性までもが点数としてわかります。
また、人物像についてコメントされ、各能力が折れ線グラフで可視化されるので、

  • 自分の特徴は何か?
  • どんなところを気を付ければ良いか

を客観的に見ることができます。
自分を知るうえで、客観的な分析を行いたい際にはぜひ受験してみてください!
⇒適性検査を受検するには