業界研究

「世界の日本車」自動車業界の動向は?【業界研究】

日本の自動車業界は世界を牽引してきました。
しかしリーマンショック後の世界的経済危機により
自動車販売台数はここ数年急落。
大手各社は大幅赤字を計上し厳しい状況にありましたが
現在はどうなのでしょうか?!

自動車業界のいま

今年は増税前の駆け込み需要も相まって業績は好転しました。
アベノミクスと円安の影響から平成24年以降、

各社が業績を取り戻しています。

長期的に見れば世界の自動車市場は拡大しています。
今後もBRICSおよびアジア諸国で成長が見込まれ、
世界の自動車販売台数は平成29年には1億台を超える
といわれています。
この数字は現在の約1.5倍に値します。
しかしながら、来年度はかけこみ需要がなくなり、
国内消費は腰折れ、前年割れの見込みとなっています。

グローバル市場は?

日本メーカーにとって、最も大きな影響があるのは米国市場です。
しかし中国、ヨーロッパ諸国、ロシアなど他国の企業の市場や為替を無視することはできません。
トヨタのようなグローバル企業にはどこの国の国益をどう捉えるか、
という難題が常に突きつけられます。

もちろん進出したすべての国と地域で認められる
企業活動を行っていくというのが前提ですが
そのための選択やアクションは状況に応じて異なります。

日本経済の根幹を担う自動車産業に
持続的な成長が求められていることはいうまでもありません。
しかし現状の為替水準はまったく安定しておらず、
簡単に生産拠点を移転することもできないので
世界の経済情勢にこれ以上振り回されたくないのが
大手メーカーたちの本音でしょう。

グローバル企業 経営の課題

  • 競争力のある企業と社会的に良い企業の両立は可能なのか
  • 短期的利益と長期的利益をどう考えるか
  • 従業員や取引先との利益関係はどうか
  • 相反する部分をどのようにとらえるべきか

グローバルな企業であればあるほど上記のような困難に向き合うことになります。
また多くの市民の目に見えるものであるからこそ
その企業の真価も問われやすいといえます。
この意味で国内市場が飽和状態にある日本において
自動車業界は全体として岐路に立たされているといえます。

将来的に大きな選択に関わりたい、
日本の経済成長、復興の一翼を担いたいという人材には
この業界が最も向いているのかもしれません。

ちなみに自動車メーカーの平均年収は

477万円だそうですよ。

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