採用ご担当者向けブログ

内定承諾の決め手は採用人事の『印象や対応』

スケジュール変更で内定辞退率が10%以上増加

2016年卒の採用活動からスケジュールが変更になったことで、中小・ベンチャー企業の動きが大きく変わりました。その結果、学生の内定辞退率が非上場企業で10.9%、上場企業で14.1%も増加するといった異例の事態となりました。
2016年卒マイナビ企業新卒内定状況調査

2016年卒マイナビ企業新卒内定状況調査

それまで、大手企業の選考がある程度終わってから、中小・ベンチャー企業の採用が活発化していたのに対し、3月に広報活動が解禁されたと同時に、多くの中小・ベンチャー企業が選考をスタートさせました。
企業がターゲットとするのは「早期に内定承諾する学生」と「大手企業を見送られて戻って来る学生」でした。
そのため、早い時期からの企業が例年よりも多く内定出しをし、その反動で、内定辞退率も上がってしまいました。

内定辞退されないための施策が「オワハラ」

企業の中には、内定辞退を減らすために、細やかな面談や座談会、食事会、研修会など行われたと思います。
しかしそれが行き過ぎてしまい、結果的に就職活動追われハラスメント「オワハラ」と取られてしまった例もありました。
このように「オワハラ」と捉えられてしまうと、学生の印象は一気に悪くなります。

企業への不満は面接時の対応や人事の印象

Jobwebの「企業の採用活動に対する学生の不満・改善要望」に関する調査によると、学生が感じている企業への不満は、「給料」や「福利厚生」「仕事の内容」よりはるかに「経営陣や採用人事、社員の印象や対応」の方が多いのが見て取れます。
さらに「社長や経営陣の対応、印象」が企業への不満としている学生がトータルして44.7%に比べ、「人事の対応、印象」が企業への不満としている学生は72.3%にものぼりました。
つまり「人事は企業の顔」と思われているという事です。

出典:Jobweb【14卒調査】企業の採用活動に対する学生の不満・改善要望

また、下記の図より面接官の印象は企業の志望度に影響したかという問いに対して、85%の学生が「影響した」と答えています。
つまり採用人事の印象が悪ければ、志望度が下がってしまい、承諾を迫ろうとすると「オワハラ」と捉えられかねないという事です。

内定承諾の決め手は採用人事との関係性

しかし反対に考えれば、面接の行い方を考え、メールや電話などの対応をしっかりと行うと、人事の学生に与える印象はよくなり、志望度もたかくなるはずです。そう考えると、「圧迫面接」は今の採用活動には適さないのかもしれません。
何百何千の学生を見ていく人事は、猫の手も借りたいくらい忙しいとは思いますが、学生の志望度を上げるためにも真摯な対応が求められます。

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