採用ご担当者向けブログ

「待ち」のスタイルの採用はもう古い

1996年にリクナビがオープンして以来、インターネットの普及に伴い、ナビサイトの活用が採用活動の王道となりました。
リクナビ2016では約14,500社が求人を掲載し、約60万人の学生が登録していました。
就職活動を行う学生のほとんどが、ナビサイトに登録するのは、当たり前と考え活用しています。

一方で、掲載企業が増えれば増えるほどその弊害が目立ち始めました。
その最大の要因としては、「掲載企業が多く、自社が認知されにくいから」という理由があげられます。
例えば、「東京」「ソフトウェア・情報処理」という条件で企業を検索すると約1,000件の企業が表示されます。
1ページに100件の企業が一覧になっていますが、まずのこの100社の中から学生に見つけてもらうことも難しく、さらにそれが3,4ページにまでまたがってしまうと発見される確率はガクンと下がり、9,10ページになるともう絶望的です。
多くの企業が掲載している業界の企業には、ナビの「待ちのスタイル」は不利に働きます。

出典:HR プロ「企業自らがアプローチする傾向–2016年度新卒採用の意識調査」

また学生からエントリーのある企業でも、「求める人材からのエントリーが少ない」という問題を抱えています。
例えば、大手企業やそのグループ企業は、企業の名前でとりあえずエントリーするという学生が多く、企業によっては『万』の単位にまで達してしまいます。
それらの学生を選考するには大変な時間とお金が必要となるのです。

「待ち」から「攻め」の採用スタイル

ここ数年で、「ダイレクトリクルーティング」「逆求人型」「スカウト型サイト」と呼ばれる、企業から学生に直接アプローチする「攻め」の手法が増えてきました。

  1. 『学歴』『志向性』などを元に学生の検索
    学生個人のページがウェブサービス上にデータベース化されており、企業ごとの志向性に合わせた学生を検索することができます。
  2. ヒットした学生のプロフィールを見る
    自己PRや学生時代頑張ったことを中心に、資格や趣味などから学生の人間性・志向性を知ることができます。
  3. 「会いたい」と感じた学生にスカウトを送る
    企業側からの「会いたい」というアプローチに学生も「どんな企業なんだろう」という疑問から興味を持ってくれます。

 

このような「攻めの採用スタイル」に注目が集まりつつあります。
約5割の企業がこういった逆求人型サイトに関心を持ち、実際に活用し始めています。

出典:HR プロ「企業自らがアプローチする傾向–2016年度新卒採用の意識調査」

また利用した企業からは、「会えていない学生に会えた」「募集団を増やせた」という成果が見られており、ナビの利用で抱えていた問題を解決することができています。

出典:新卒ダイリク総研

 

16年卒のスケジュール変更で採用が上手くいかなかったと感じている採用担当者の皆さん、「もう一年様子をみよう」といったスタンスでは、17年卒の採用も上手くいかない可能性があります。思い切って「攻めのスタイル」を取り入れ、採用活動に新たな風を吹かせてみてはいかがでしょうか。

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