【前向きさ】自己PRの作り方!評価されやすい書き方を例文付きで解説

「前向きさが自分の強みだ!」と分かっていても、それを相手に伝えるのは難しいことです。しかし、自己PRはポイントさえ押さえてしまえば意外と簡単に作れてしまいます。本記事ではそのポイントや注意点を詳しく解説していきますので、是非参考にしてください。

前向きさが自己PRに向いている理由とは?

大前提として、「前向きさ」は自己PRに適した能力であることをしっかりと理解してください。「こんな平凡な能力じゃ自己PRにならない…」とマイナスに考える必要は全くありません。あなたが持っている「前向きさ」は非常に魅力的な強みなので自信を持ってアピールしていきましょう!

【前向きさが自己PRに向いている理由】ストレスに負けないことをアピールできるから

自分の前向きさを自己PRすることによって、ストレスに屈することなく日々の業務に取り組めることをアピールできます。社会に出ると学生の頃よりストレスが溜まる機会が増えるため、打たれ強さは社会人にとって必要不可欠なのです。なので、「前向きさ」は就活の場で大きな武器になります。

【前向きさが自己PRに向いている理由】周囲の人も前向きにさせる能力をアピールできるから

前向きな人の存在は周囲の人間にも良い影響を与えます。気持ちが沈んでいる時に前向きな人が周りにいるといくらか気持ちに余裕が出る、なんて経験はありませんか?常に物事をポジティブに捉え、次に活かそうと前を向ける人材は、周りに良い影響を与えることができるのです。

企業側もそのような人材に魅力を感じることが多いため、周囲に良い影響を与えられる前向きな人は高い評価を得ることができるでしょう。

前向きさを自己PRで伝える時のポイント

前向きさがどれだけ自己PRに適しているかが理解できたら、次に自己PRでの伝え方を学んでいきましょう。今回覚えておいてほしいポイントが4つあります。ポイントを意識して自己PRを作成すると、魅力的なものができること間違いなしなのでこの機会に習得してしまいましょう。

【前向きさを自己PRで伝えるポイント】結論から伝える

「私の強みは○○な前向きさです。」のように、冒頭で自分が持っている前向きさを伝えましょう。これをすることによって、自己PRで何を一番に伝えたいのかが明確になり、後の文章が頭に入ってきやすくなります。

またこの時、ただ単に「前向きさが強みです」というのではなく、「○○な前向きさ」というようにあなたなりの言葉で補強することによって、個性が出て印象に残りやすい自己PRを作ることができます。

【前向きさを自己PRで伝えるポイント】具体的なエピソードを交えて伝える

どんなに「私は前向きな人間です!」と伝えても、それを発揮したエピソードがないと企業は信じてくれません。これはあなたに信憑性が無いと言っているわけでは無く、どの就活生においても言えることです。就活の場では口で言うだけなら何とでも言えるため、採用担当者は具体的なエピソードが出てくるまでは疑いの目で自己PRを見ています。

そのため、「どんな場面で自分の強みが発揮されたのか」ということをエピソードに交えて伝える必要があります。このエピソードを伝える時のポイントは「コンパクト」かつ「具体的」であることです。このエピソードがあるのと無いのでは評価にかなりの差が出てしまうので、注意して自己PRを作成するようにしてください。

【前向きさを自己PRで伝えるポイント】自分が意識していることを伝える

前向きさは、「ただそういう性格をしているから」というだけでなく、それをいかに実践できているかどうかが重要になってきます。「いつも前向きな気持ちでいる」というのと、「前向きさを意識的に発揮している」というのとでは、明確な違いがあります。

ここでのポイントは「周りは落ち込んでいたが、自分はそんな逆境の中でも前向きに頑張った」経験を伝えることです。そうすることで仕事での再現性も認められ、高評価に繋がりやすくなります。

【前向きさを自己PRで伝えるポイント】前向きさを仕事にどう活かせるかを伝える

自己PRにおいて、仕事での再現性は非常に重要なポイントになります。そのため自己PRで「自分の強みを仕事にどう活かしていけるのか」を具体的に提示すると、企業側はあなたが入社した時のイメージがしやすくなるため、選考通過にグッと近づきます。

仕事にどう活かせるかを伝えるということは、その企業が何をしている会社なのかをしっかりと把握していなければなりません。もし、その企業についてあまり知識が無い場合は企業研究業界研究をしてみましょう。自己PRを作る上でとても大切な作業になってくるので、必ず行うようにしてください。

業界研究のやり方は3ステップ!業界の種類と情報収集の方法を解説

自己PRを上手く作れない時は?

自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。

この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。

適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

前向きさを自己PRで伝える時の注意点

次に前向きさを自己PRで伝える時の注意点を押さえておきましょう。長所と短所は表裏一体であるため、伝え方によっては勘違いや誤解を招く可能性があります。そうならないためには何に注意すればいいのかを解説していきます。

【前向きさを自己PRで伝える注意点】ただの楽観主義だと思われないように

まず一つ目に注意してほしいことは、楽観主義だと思われないすることです。辛い出来事があった時、流れに身を任せたというエピソードを伝えてしまうと、「ただ何も考えていない人」「自分の意見がない人」という印象を与えてしまいます。

前向きさを自己PRでアピールする時は、辛いことがあった時にどんな工夫をして乗り越えていけたのかを伝えると良いでしょう。粘り強く踏ん張ることができた、継続的に努力することができた、というような「前向きさ」をアピールしていきましょう。

【前向きさを自己PRで伝える注意点】反省を次に生かさない人だと思われないように

二つ目は反省を次に活かそうとしない前向きさをアピールするのは注意が必要です。企業は自発的に反省し、改善して次の行動につなげられる能力があるような人材を求めています。失敗したときに落ち込むだけではなく、その失敗から何を学んで何を次に活かせるのかを自分で整理できる前向きさが肝心なのです。

「ただなんとなく前向きに頑張った」というのは要注意だと覚えておいてください。なにか失敗してしまっても自分はそこから学び、成長していける人間であるということを具体的に示すようにしてください。

【前向きさを自己PRで伝える注意点】後先を考えずに行動する人だと思われないように

前向きな人というと、何でも積極的に行動する活発な人を思い浮かべるかもしれませんが、それは前向きな人というよりは無計画な人と言えるでしょう。いくら前向きな人が高く評価されるといっても、計画性のない前向きさは評価されません。

評価される前向きさというのは、立ち直りの早さであったり、悲観的な考えの少なさだったりすることです。根拠なく「何となく大丈夫だろう」と言って無鉄砲に行動する力ではないことを理解しておきましょう。

前向きさを伝える自己PRの例文

私の強みは周囲をも巻き込む前向きさです。大学時代にアルバイトをしていた飲食店は、近くにできた大型ショッピングセンターにお客さんを奪われ、経営が苦しくなりました。しかし、バイトリーダーだった私は、「このお店の味を守りたい」と思い、雑誌に記事を書いてもらえるように出版会社に売り込みの連絡を入れたり、今流行りの出前システムを取り入れたらどうだろうかとオーナーに掛け合った結果、オーナーも前向きに考えてくれるようになりました。すると、段々と売り上げを伸ばし、3か月で元の数値まで戻すことに成功しました。私は御社に入社したら、どんなに高い壁にぶつかっても、最後の最後まで前を向いて乗り越える姿勢を貫き、社内にポジティブな雰囲気を呼び込む存在になりたいです。

【まとめ】前向きさを自己PRで伝える時は…

前向きさを自己PRで伝える際は

冒頭に結論を伝える
具体的なエピソードを交えて伝える
自分が意識していることを伝える
仕事にどう活かせるのかを伝える

というポイントをしっかり押さえて作成するように心がけましょう。