あなたの欲はなんですか?

「欲を持つ」というと、一般的にはあまりいい意味には使われません。ですが、世の中に「欲」のない人はいません。「かわいい服を着たい」「ブランド物のバッグ計が欲しい」「好きな人と一緒にいたい」「眠りたい」・・・など、一度でも思わないことはないでしょう。
実は「欲」には大きな力が秘められています。
たとえば何か欲しいものがあったとして、予算が足りないとします。するとあなたは何かお金を稼ぐことを考えるでしょう。そこで、アルバイトをすることになれば、まがりなりにも社会に出て働く術を学ぶことになります。礼儀や社会常識を身につけなければ、アルバイトは続きません。アルバイトで得られるものは、欲しいものを手に入れるお金だけでなく、社会に出てからの最小限の振舞い方や業界の仕組み、社会の仕組みを知ることにもなるのです。
しかし、お金はいくら溜まってもそれが何かをしてくれるわけではありません。あくまで「欲」を満たす「手段」でしかありません。自分が額に汗して得られたお金で「欲」を満たすことが最終的な結果をもたらします。「欲」は人間を動かす重要な原動力のひとつでもあるのです。

自分にしかないものは身近にある

欲は「好きなこと」や「やりたいこと」から生まれてきます。こういった感情から生まれるポジティブな欲は、自分の強みに変えることができます。
部活やサークルで活動している人は、もともと「好き」で「やりたいこと」ですから、それをさらに深く追求して自分の自信につなげていくことは比較的簡単でしょう。しかし、特に部活やサークルをしていなくても、たとえば「映画が好き」というのであれば、とことん映画を見るというのも良いですし、ゲームが好きなら飽きるまでやりこむというのもよいです。
傍目には遊んでいるようにしか見えないことでも、人より抜きん出て突き詰めれば、それは人とは違う、自分だけの「強み」になります。身につけたことは、どんな些細なことでもいつか思いもよらぬところで役立つ時が来ます。

欲を強みに変える方法

大切なのは「なぜ自分はこれが好きなのか」「どうして自分はこれがやりたいのか」を他人に伝える力です。的確に伝える「伝達力」を身につければ、たとえば就職の面接で「自分の強み」としてアピールすることができます。どんな事でも情熱を持って取り組む姿勢が相手に伝われば、それはもうあなただけの「強み」となって、あなたを支え、助けてくれるはずです。どんな些細なことでも構いません。むしろ他人が気づかないようなこと、重要に思わないことに情熱を持って取り組めば、それは「唯一無二」の自分を育てる力となってくれるでしょう。