「自分を何かに例えて説明するとしたら何だろうか?」
自己PRを書く際や、面接で聞かれた際のために、「自分は○○のような人間」という表現をみなさん一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
就職の氷河期と実際の氷河期をかけた某食品のCMでは「噛めば噛むほど味が出るスルメ」と自分を例える場面がありました。
そんな思わず「うまい!」と唸ってしまうような秀逸な比喩表現、
今回はその中でも着眼点の面白い、一目で惹きつけられるものをまとめてみました!

1. 食べ物に例える系

  • 「自分は白米のような人間」:(白米は炊くと粘り気があり、さまざまなおかずと合う)→粘り気があり、どんなものにも合う協調性をもっている。
  • 「自分はアボカドのような人間」:(見た目は瓜だが、味は鮪のトロのようであり、サラダを始めさまざまな料理と合う)→良い意味で期待を裏切ることができ、なおかつ協調性がある。
  • 「自分は茄子のような人間」:(茄子は様々な味付け、料理で扱え、一方で茄子としての食感は主張する)→さりげなく周りとの調和をとれ、それでいて自分の主張ははっきりとしている。
  • 「自分は卵のような人間」:(料理のつなぎとして使われる)→繋がり得なかった人と人とのつなぎとなれる。

 

2. 人に例える系

  • 「自分はサンタクロースのような人間」:人が喜んでくれることが何より好きで、その人が求めていることを察し、決して自己満足で行動しない。
  • 「自分は大阪のおばちゃんのような人間」:困っている人におせっかいして感謝されることが好きである。

 

3. 物に例える系

  • 「自分はiPhoneのsiriのような人間」:周りの困ったこと、お願い、頼みに対して時には卒なくこなし、時に軽妙に返せる。
  • 「自分は竹のような人間」:中核にはしっかりとした芯を持ち合わせながら、柔軟にそしてしなやかに対応できる。
  • 「自分は孫の手のような人間」:かゆいところまで気をまわせる。

いかがでしたでしょうか?このような「ものの例え」には正解などないと思いますし、必ずしも他と違うものにしなければならないわけではありません。
大切なのはどんな形であれ、伝えたい自分を表現することだと思います。
しかし、頓智の効いた自己PR方法もあると、表現の幅が広がると思いますので、面白いと思ったものを見て自分なりのものを考えてみるのもいいかもしれません。