今や就活で資格は必須な時代。
もちろん持っていないからと言って内定がもらえないというわけではありませんが、やはり持っているに越したことはありませんよね。
とはいえ興味のある業界に添わない資格を持っていても何の意味もなく、宝の持ち腐れになってしまいます。
ということで今回は業界別に取っておきたい資格についてまとめてみました!!

業界問わず持っているといい資格

・TOEIC
・MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
・簿記検定
・秘書検定
これら4つはどの業界、部署に行っても持っていて損はない資格です。
資格、なにとろう。。。と悩んでいる方にはお勧めです。
特にTOEICは今や受けていて当たり前になりつつあるので、ある程度点数を伸ばしておくといいです。
また、学生ではMOSの資格を知らない人が多いので、今のうちから準備しておくといいですよ!!

金融

・FP(ファイナンシャル・プランナー)
・中小企業診断士
・証券外務員資格
下2つの資格は聞きなれない人も多いかもしれませんが、FPは聞いたことのある人もいるかと思います。
銀行や証券会社を希望している方は「証券外務員資格」を取っておくと後々役立つかもしれませんが、それ以外の方はマルチに使えるFPを取っておくことをお勧めします。
FPは金融のみならず、不動産や住宅系の企業でも重宝される資格なので、持っていて損はありませんし、金融の知識という面では仕事で生かせなくても日常生活で役に立つ資格です。

流通・小売・サービス系

・TOEIC
・販売士
上記2つは流通・小売系に行きたい方は持っておくといいでしょう。
また、実際にお客様に販売する方は「サービス接遇検定」も取っておくと有利です。
サービス系の仕事に関してはTOEICは点数を取っていて損はありません。しかし、ただ取るだけではなく使いこなせるようにしておけば尚良いかと思います。
航空業界に関してはTOEICは最低でも600点以上は取っておかないと厳しいと思います。足きりがあるのが現状です。
旅行業界に関しては「総合旅行業務取扱管理者」や「国内旅行業務取扱管理者」の資格を持っておくと有利と言われていますが、実際に有利ということはありません。旅行業界に入ればとるように言われる資格ではありますが、かといって持っていても選考難易度は変わりません。
サービス業は全体的に英語力が問われており、TOEICは750点は取れていれば選択肢も広がるといいます。

不動産・住宅系

・FP(ファイナンシャル・プランナー)
・宅地建物取引士
・建築士
・管理業務主任者
不動産業に従事する人であれば誰もが取得を目指すのが「宅地建物取引士」。
平成27年度から名称が変わり、問題も改正されました。
管理業務主任者はマンション管理や運営コンサルタントとして活躍していく場合には必要な資格になります。

医療・福祉系

・医療事務
・歯科助手
・介護初任者研修
上記の資格は多くの資格の中でも比較的取得しやすい資格です。
特に介護初任者研修に関しては、研修に参加をし、簡単な修了試験を受ければとれるものなので介護職への道を検討している方は受けておくといいでしょう。
また、歯科助手の資格は転職の際も、転職がしやすく一生モノの資格なので女性に人気です。

商社

・通関士
・貿易実務検定
商社ではTOEICはもちろんこと、他にも上記の資格があればなおいいといわれています。
また、海外での活躍を考えている方にとって、TOEICは750点以上が必至になります。ですがただ点数が高いだけでなく、実生活でも困らないよう点数相応の実力をつけておくことが必要です。

資格は持っておいて損はなし!

資格は取っておいて損はありません。
ですがどの資格も持っているからと言って選考に有利になるか、内定がもらえるかというとそれは業界にもよるようです。
資格ももちろん取っておけば自信にもなりますし、業界によっては選考に有利に働くこともあります。ですが実は、有利になるかどうかだけでなく努力して資格を取ったという姿勢が、おそらく一番のアピール材料になるはずですよ!