就活_しにたい

何度も不採用通知を受け取るたび、友達から内定の連絡をもらうたび、「どうして私だけ内定をもらえないんだろう…」と落ち込む人は多いでしょう。落ち込むだけでなく、「もうしんでしまいたい」と思ってしまうときは要注意です。
今回は、就活で「しにたい」と思ってしまっている就活生に向けて対処法を紹介します。この記事を読んで、自分らしく前向きに就活を進めましょう!

就活で「しにたい」と思ってしまう理由3選

2013年に行われたNPO法人ライフリンクの調査によれば、就活が原因で「しにたい」と思ってしまう学生は、全体の20%もいることがわかりました。
ではなぜ、就活中にしにたいと感じてしまうのでしょうか。そこには3つの理由が考えられます。

理由1 このまま内定がもらえなのではないかと不安になる

不採用通知が届くたびに、「このまま自分は内定をもらえないのではないか」という不安に襲われますよね。同級生に取り残されてしまう不安や、家族からの小言なども相まって、マイナス思考がグルグルと巡り「いっそのことしにたい」と思ってしまうこともあるでしょう。

理由2 何度も不採用にされて自分の価値を見失ってしまう

何度も不採用にされると、「採用してもらえない自分は人間として価値がない」、「ダメな人間なんだ」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。この思考も、しにたくなる原因になってしまうので要注意です。

理由3 就活に失敗したら人生が終わってしまうと思っている

日本の多くの企業は新卒一括採用のシステムをとっており、「新卒でないと就活が不利になる」という考えがまだまだ浸透しています。在学中に就職できなければ人生が終わる、新卒でいい会社に入らなければいけない、そんなプレッシャーがしにたくなる理由になってしまいます。

たとえ、就活で失敗しても人生は終わりません。詳しくは、就活で失敗した人によく読まれている記事をご覧ください。

就活の失敗で「就活うつ」にも? 失敗しやすい傾向や対策は?

 

就活でしにたいと感じたときに試したい4つの対処法

就活でしにたくなったら、足を止めて自分の将来について考え直すチャンスです。
ここからは、就活でしにたくなってしまったときの対処法について詳しくご紹介していきます。

【就活対処法1】期間を決めて好きなことに没頭する

「しにたい」という気持ちを抱えたまま就活しても、望むような結果は得られません。万全の体制で就活ができるよう、思い切って就活を休むことをおすすめします。そして趣味や遊びなど、好きなことに没頭しましょう。
しかし、中には「貴重な時間を無駄にするわけにはいかない」と考えてしまう人もいるかもしれません。そんな人は、「3日だけ就活のことを忘れる」など、きっちりと期間を決めて休むだけで気持ちが楽になります。

【就活対処法2】 視野を広げるためにいろいろな人と話す

就活中は視野が狭くなったり、マイナス思考で塞ぎ込んだりしがちですよね。そんなときは、いろいろな人と話してみましょう。思わぬ人が企業とあなたをつないでくれるほか、やりたいことを新しく見つけられることもあり、視野や世界を広げる手助けになります。

【就活対処法3】 本当にやりたいことを見つめ直してみる

就活がうまくいかないときは、「自分が本当にやりたいことが何なのか」についてもう一度考え直してみましょう。
就活がうまくいかないのは、応募する企業の仕事に魅力を感じていないからかもしれません。本当に魅力を感じている企業でないと、面接などの採用試験であなたのやる気を伝えることは難しいです。
手当たり次第受けるのではなく、本当に魅力を感じた企業や自分を本当に見てくれた企業を受けるようにしましょう。

【就活対処法4】 本当に気持ちを周りに正直に吐き出してみる

就活で悩んでいる気持ちを周りに吐き出してみるのもおすすめです。
学校の先生や内定が出ている友達、両親などに弱いところを見せることに抵抗がある人もますが、頼られて嫌な思いをする人は少ないでしょう。1人で背負わず、思い切って信頼できる人に相談してみてください。話すだけでも気持ちがスッキリしますよ。

しにたくなる必要はない!自分らしく就活をするための心構え

就活中は内定にこだわるあまり、自分らしく就活ができないこともあります。周りと比べたり焦ったりして無理に就活を進めると、入社後にギャップが生まれて苦しい思いをする可能性もあります。
そうならないためにも、以下のことを意識して就活を進めていきましょう。

いざというときは既卒向けの就活サービスに頼る

就活中は「在学中に就職先を見つけなければならない」という焦りがあるかもしれませんが、卒業してからも就活は可能です。最近では、既卒や第二新卒向けの就活サービスも充実してきました。サービスが多いということは、それだけ求人が多いということです。
既卒の学生を採用したい企業はたくさんあります。もし在学中に就職先が決まらなくても、就職する方法はさまざまにあるので、安心してくださいね。

「不採用=人格や能力否定」ではない

不採用通知は、決してあなたの人格や能力を否定するものではありません。採用担当が必ずしもあなたの能力を正しく判断できるわけではありませんし、たまたま企業が欲しかった条件と合わなかっただけかもしれません。
学生が企業を選ぶ際に、「シフト制は避けたいな」「夜勤は困るな」と条件を絞るのと同じように、企業も求めている学生の条件を絞っています。不採用だったのはあなたのせいではなく、企業の都合によるものです。そのため、決して自分を否定せず、自信を持って就活を続けていきましょう。

就活はたくさんある選択肢の中のひとつでしかないと理解する

就活をすることは、たくさんある選択肢の中のひとつでしかありません。就活をしなくても生きていく方法はたくさんあります。

  • バイトや派遣から正社員になる
  • 好きなことを極めて仕事にする
  • フリーランスになる
  • 知り合いから仕事を紹介してもらう

など、挙げればきりがないほどです。もし就活に失敗しても、誰にも迷惑をかけません。他にも選択肢があることを理解した上で就活をすれば、気も楽になるのではないでしょうか。

SNSは封印!周りと比べずに「自分に合った企業を探す」ことが大切

就活中はなるべくSNSを封印しましょう。内定が出た友達の発言に傷ついたり焦ったりしてしまう人は、特に注意してくださいね。SNSをやらなくても困ることはありませんが、SNSを見て「しにたい」と感じることがあるのでは大問題です。
「友達は大企業に入った」「友達より早く内定をもらわなきゃ」という焦りが生まれると、自分に合った企業を探すことができなくなります。本当に行きたい会社、自分にあった会社と出会うためにも、周りのことを気にするのはやめましょう。

しにたいと感じてしまう人が就活をうまく進めるための4ポイント

最後に、今「しにたい」と思ってしまっている学生のために、就活をうまく進めるためのポイントをご紹介していきます。

【就活ポイント1】 世間体に囚われず自分がときめく仕事に応募する

「大企業に入らなきゃ」「周りよりいい会社に入らなきゃ」という考えは捨てましょう。世間体や周りの期待を気にして会社を選んで入社しても、続かない場合が多いです。
就活で行き詰まった今だからこそ、本当にやりたい仕事やときめく仕事が何かを見つめ直し、今後の方向性を立てていきましょう。そうすれば、企業もあなたのやる気を感じ取ってくれるはずですよ。

【就活ポイント2】 中小企業や地元の企業も視野に入れる

倍率の高い大企業への就活がうまくいかない場合は、中小企業や地元の企業も視野に入れましょう。中小企業や地元に特化した説明会に参加すると、今まで知らなかったような企業に出会えます。
中小企業でも待遇がよく、魅力的な仕事はたくさんあります。中小企業だからと切り捨てず、思い切って視野を広げてみましょう。

【就活ポイント3】 「得意」を活かせる企業を探す

「こんな仕事をしたい」「この企業で働きたい」という思いで企業を選ぶことも大切ですが、自分の得意を活かせる企業を選ぶと、採用率が上がるかもしれません。
パソコンが得意ならIT企業、接客が得意なら営業職など、ある程度のスキルがあれば他の学生よりも有利に就活を進められます。自分はどんなことが得意なのか、もう一度見直してみましょう。

【就活ポイント4】 数ある就活サービスを最大限利用する

就職サイトを利用する際は、総合サイトはもちろん、業種や地域に特化したサイトも活用しましょう。また、就活エージェントや学校の就職課、OBや地元紙の求人欄も活用してみましょう。OBが思わぬ求人につなげてくれることもあるほか、利用できる求人サービスはたくさんあります。
おすすめなのは、スカウト機能がある求人サイトや就職エージェントの利用です。スカウトをしてもらえたり、親身になって就職先を探してくれたりすると、気持ちの面でかなり救われます。

就活は数ある選択肢のひとつ。しにたいと感じる必要はない

就活でしにたくなったことがある学生は多く、メディアでも「就活自殺」が報道されるほどです。しかし、就活は無数に存在する選択肢のひとつで、思い通りにいかなくても決して自分の命を絶つ必要はありません。
就活でうまくいかないときはゆっくりと休み、視野を広げることに時間を使ってみましょう。そうすれば、少なくとも自分らしく納得のいく人生をおくるきっかけを作ることにつながるはずです。

偽らない就活